ニュースリリース

2004年

報道関係者各位

2004年11月5日
株式会社ネットマークス
(コード番号3713 東証二部)
ビジュアルテクノロジー株式会社

ネットマークスとビジュアルテクノロジー
10ギガビットネットワークを用いたハイパフォーマンスコンピューティング開発において協業

〜高速ネットワークとグリッドコンピューティングを融合〜


ネットワーク・ソリューションプロバイダの株式会社ネットマークス(本社:東京都港区、代表取締役社長:長尾 多一郎)とハイパフォーマンスコンピューティングのトータルソリューションカンパニーのビジュアルテクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:川股 要一)は、次世代ネットワークである10ギガビットイーサネットテクノロジを利用した次世代の『ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)』の2005年4月実用化に向け、2004年11月より共同実験を開始いたします。

今回の協業プロジェクトでは、HPCシステムを安価でかつ高速に計算サーバ間を結ぶインターコネクトに従来広く使用されているギガビットイーサネットの10倍の通信性能を持つ10ギガビットイーサネットテクノロジを採用する事で、これまでのPCクラスタに比べて高性能で応用範囲が広い次世代型PCクラスタの実用化を目的として、新型PCクラスタシステムの構築、OSのチューニングやミドルウェアの開発などを行い、通信性能や並列計算性能などの実証試験を行います。

PCクラスタを使用したHPCシステムはベクトル型のスーパーコンピューターやメモリ共有型の並列計算システムに比べてコストパフォーマンスが高い事から急速に普及していますが、計算の性質によっては計算サーバ間の通信能力がボトルネックとなって並列化による性能向上が困難な場合などがあり、自動並列や簡易的な並列化が困難でプログラム作成者の労力コストが大きいなどの問題点も指摘されています。このような事象を高速なインターコネクトである10ギガビットイーサネットを利用することで改善し、さらなるパフォーマンス向上を実現します。
さらに、ビジュアルテクノロジーは、オープンシステム構築で複雑かつ無数の組み合わせのノウハウをベースに、本検証を通して次世代の10ギガインターコネクト実装のノウハウ蓄積を目的とします。

また、本検証では64bit対応のAMD Opteronプロセッサを使用したサーバをベースとして来たるべく真のオープンシステムでの64bitクラスタ環境を構築すると共に、並列計算用通信の基本的な性能を測定するPallas MPI Benchmarks、線形計算ベンチマーク Linpack、Amber などの分子動力学アプリケーション、Fluent などの熱流体アプリケーション、Nastranなどの構造解析アプリケーション、ネットワークストレージとしての性能評価など、各種分野での実証試験を行い得られたノウハウに基づいて、自社開発の自動並列対応拡張数値演算ライブラリVTXLや、並列計算用通信ライブラリMPIなどミドルウェア類やデバイスドライバ、OSカーネルなどの高速インターコネクト向けの開発・最適化を平行して進めます。

ネットマークスでは、ネットワーク構築やストレージソリューション分野で培ってきた実績をベースに、10ギガビットネットワークソリューションを推進。2004年10月にチェルシオ社(米国カルフォルニア州)と販売契約を締結、同社の世界最速(*1)10ギガビットイーサネットカードおよびiSCSIホストバスアダプタ(HBA)と2004年6月に発表した富士通株式会社製の10ギガビットL2スイッチ(製品名:XG800)、ピコライト社(米国コロラド州)が提供する安価な短波長XENPAK光モジュールを組み合わせ、10ギガビットネットワークを構築します。
特にTOE(TCP Offload Engine)対応のチェルシオ社製の10ギガビットイーサネットカードは、毎秒8ギガビットに迫る速度を誇り、またXG-800スイッチは450ナノ秒(光変換を除く)という高性能でHPC環境においても遜色ないスループットを実現します。

(*1) 2004年10月29日時点において世界最速です。

以上

*記載されている会社名及び製品名等は、各社の商標または登録商標です。
*上記価格、出荷(サービス)開始時期については予告なく変更する場合があります。


【本ニュースリリースに関するお問い合わせ先】

株式会社ネットマークス マーケットコミュニケーション部 三谷 一志
Tel:03-3423-5782  E-mail:press@netmarks.co.jp
URL:http://www.netmarks.co.jp/

ビジュアルテクノロジー株式会社 マーケティング本部 塩田 直弘
Tel:03-3434-0345  E-mail:info@v-t.jp
URL:http://v-t.jp/

[株式会社ネットマークス 事業概要]

 ネットマークスは、メーカにとらわれることなく時代に即したネットワーク構築というニーズの高まりを背景に、マルチベンダ環境でのネットワークシステムインテグレータとして1997年に設立されました。『We are here on customers' side.』をスローガンに掲げ、お客様の立場で考えた最適なソリューションと誠実できめの細かいサービスを提供することを目指しております。
最新技術にも柔軟に対応するネットワークシステムの構築をベースに、重要な情報を確実に守るセキュリティシステム、データを安全に保管し最大限に有効活用するためのストレージネットワークシステム、また構築したシステムの運用・監視を行うアウトソーシングサービスの4つのソリューションを基幹ビジネスと位置付け、これらを融合させ、設計、構築、運用・監視、保守にいたるまでトータルにお客様をサポートしております。

[ビジュアルテクノロジー株式会社 事業概要]

 ビジュアルテクノロジーは、1993年の創業以来HPC分野のリーディングカンパニーとして常に最新、最速、かつ低価格なコンピュータの設計、開発、製造及び販売をしてまいりました。2003年よりAlpha CPUで培ってきた64bitのノウハウを生かし、32bit互換の64bitCPUであるAMD Opteronを搭載したサーバをプロセッサ発売と同時に販売を開始致しました。中でも2003年10月に納品致しました256Node512CPUシステムは、2003年11月に開催されましたISC(Internatinal Super Computer Conference)2003の中で発表される世界最速のコンピュータランキング Top500にて93位(国内PCクラスタでは第1位)にランキングされ、高い性能を評価されました。そして、来るべき64bit時代の到来にむけ、新たなアーキテクチャを搭載したサーバプラットフォームを提供し続けていきます。

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